
何が売れるのかわからないから、教えてほしい!
このようなお悩みを解決します。
この記事で学べること
- OpenSeaでNFTとして売れるもの7選
- OpenSeaでNFTを売るコツ3選
小学生が作ったNFTアートが、380万円で落札されたというニュースを1度は耳にしたことはありませんか。
このニュースを見て、『自分もイラストをNFTにして小遣い稼ぎをしたい!』と思って、NFT業界に足を踏み入れる人が増えています。
ただ、ここで1つ質問。
あなたはOpenSeaで売れるものが、何かを具体的に知っていますか?
なかでも、よくあるのが『NFT=イラスト』という勝手な印象です。しかし実際は、そうではありません!

そこで今回は、OpenSeaでNFTとして売れるもの7選を1つずつ具体的に紹介していきます。
『これからNFT販売を始めたい!』とそう思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
Contents
【結論】OpenSeaでNFTとして売れるものとは?
OpenSeaでNFTとして売れるもの、それはデジタルデータ全般です。
デジタルデータとは、コンピュータで扱えるかたちのデータのこと。例えばスマホで撮った写真など。
特徴としては『劣化しにくい』、『伝送による劣化がない』、『正確である』ということが挙げられます。
ニュースで取り上げられるものは、『NFTアートが売れた』という実例が多いです。

ただ実は、OpenSeaでNFTとして売れるものは、デジタルデータであれば何でもアリみたいな状態です。
次の章で、具体的にどのようなものがNFTとして売られているのかを説明していきます!
OpenSeaでNFTとして売れるもの7選とは
OpenSeaでNFTとして売れるものは、下記の7つになります。
OpenSeaでNFTとして売れるもの7選
- イラスト
- 写真
- 動画
- SNSの投稿
- 音楽
- メタバースの土地
- スニーカー
ということで実際にNFTとして売られているものを、見ていきましょう!
売れるもの①:イラスト
『NFT=イラスト』と思われるほど、一般的に売られています。
有名な作品だと、下記のようなものがあります。
- Bored Ape Yacht Club
- CryptoPunks(クリプトパンクス)
- CryptoNinja(クリプトニンジャ)
Bored Ape Yacht Club

CryptoPunks(クリプトパンクス)

CryptoNinja(クリプトニンジャ)

売れるもの②:写真
スマホで撮ったような写真でも、NFTとして売れた実例があります。
2017〜2021年まで毎日撮りつづけた自撮り写真(Ghozali Everyday)

そして一時的に1枚0.9ETH=約33万円の価値になりました!
他にも、有名人を例にあげると、女優として有名な広瀬すずさんやZOZO創業者である前澤友作さんが、写真をNFTとして売っています。
ただ有名人が写真のNFTを売ったら、『そりゃ売れるだろ!』と思ってしまいますよね。
ですが、先ほど紹介したGhozali Everydayは、インドネシアのまったく有名でない学生です。
毎日継続して自撮り写真を撮ったという『希少性』と『連続性』が合わさったことで、ストーリーが生まれ、価値を持つようになったわけです。
こう考えると、僕たち一般人でも写真NFTに、独自のストーリーを織り交ぜれば、売れそうな気がしてきますね。
売れるもの③:動画
またイラストや写真といった静止画だけでなく、動画もNFTとして売られています。
例えば、2011年にYouTubeにアップされたNyan Cat(ニャンキャット)という動画。

この動画は2021年にNFT化されて、最終的に6,000万円で落札されています。
やはりこちらも希少性に価値がついていると言えるでしょう。2011年から残っている動画で、かつ再生回数も2億回とかなり珍しいですよね。
NFT動画で稼ぐのであれば、どれだけ他の動画と差別化できるかがポイントになりそうですね!
売れるもの④:SNSの投稿
『いやいや、そんなまさか、、、』と思われがちなのが、SNSの投稿です。
NFTとして売れた有名どころを紹介すると、下記の2つです。
- ジャック・ドーシー氏(Twitter社CEO)の初ツイート
- 与沢翼さんのツイート

ジャック・ドーシー氏の初ツイート
ただ1つ注意しておきたいのが、SNSの投稿がNFTとして売れた理由です。
有名人だからこそ売れただけであり、おそらく一般人が普通のツイートをNFT化しても、99%売れないでしょう。
そのため、個人がSNSの投稿をNFT化するのはおすすめしていません!
売れるもの⑤:音楽
音楽をNFT化するのも、徐々にブームになってきています。
例えばテスラモーターズのCEOである、イーロンマスク氏(@elonmusk)。自作のEDM楽曲をNFTミュージックとして販売しています。
また結婚式でよく流れる『エンダーーーイヤーーー♪』を、歌っているホイットニー・ヒューストンが17歳の時に録音した初期のデモ音源もNFTとして売られています。

ただ正直こちらも、一般の人がいきなり音楽を作って、売るのは難しいかなと。
というのも『NFT=イラスト』と思われるくらいなので、まだまだNFT業界では音楽を売るのはメジャーではないからです。
もし本気でNFT音楽を売りたいのであれば、そのNFT音楽を作るに至ったストーリー(=物語)を緻密に描かないといけません。
売れるもの⑥:メタバースの土地
『メタバースって何?』と思いませんでしたか。
メタバースとは簡潔にいうと、仮想空間のことです。
例えばどうぶつの森。自分は住民のアバターになって、動物の世界に迷いこんでいきますよね。
要するに、メタバースとは現実世界とは異なる、仮想空間で「あなた」が行動できる空間のことを指します。
そしてどうぶつの森でいえる『自分の家の土地』、すなわちメタバース上の土地がNFTとして売られた事例があります。
今回は具体例としてどうぶつの森をあげましたが、実際にNFTとして売られたのは『Axie Infinity』というブロックチェーンゲーム上の土地になります。

あなたは気づきましたか。これまでのイラスト・写真などと異なるということが。
それは属人性がないということです。イラストであれば『〇〇さんが書いたイラストだから欲しい!』、写真であれば『有名な写真家の〇〇さんが撮ったものだから欲しい!』となりがちでした。
しかし、メタバースの土地は『〇〇さんの土地がほしい!』とはなりにくいのが特徴です。

売れるもの⑦:スニーカー
またデジタルスニーカーも、NFTとして販売されたことがあります。
例えば、Nikeから販売されたデジタルスニーカーがあります。
ただ、今回紹介した『NFTとして売れるもの』の中でも、スニーカーが1番参入ハードルが高いです。

【1点だけ注意】NFTは闇雲に売っても稼げません!
これまで、OpenSeaでNFTとして売れるもの7選を紹介してきました。
『案外、適当に作ったら売れるんじゃね?』とか甘いイメージをしているかもしれませんが、正直に伝えておきます。
NFTは闇雲に売っても稼げません!
というのもNFTは現在、下記のような状況だからです。
- OpenSeaの月間ユーザー数は50万人程度(世界で)
- 日本のNFT保有率は2%程度
そもそもユーザー数が少ないし、日本人はほとんどの人がNFTを購入しない!

それに比べて、世界最大のNFTマーケットであるOpenSeaは、世界でみて50万人程度!
そのため、黙々とNFTを作り、売ったとしても、誰も見てくれなければ、気づいてすらくれません!
ではどうすればいいのか。シンプルにNFTが売れるコツを抑えましょう!
NFTを爆発的に売るコツは、基本的にこれまで売れてきたNFTを振り返ることで、見えてきます。
次の章では、これまでの実例を踏まえて、NFTが売れるコツを紹介していきたいと思います。
OpenSeaでNFTが売れるコツ3選とは
『闇雲に売っても稼げない』と言いましたが、決してNFTは売れないということではありません。
大切なのは、NFTが売れるコツを抑えれているかです。
ではここで、OpenSeaでNFTが売れるコツですが、下記の3つになります!
- NFTアートに統一感を出す
- 世界のトレンドを抑える
- 1作品のみ販売する
詳しい内容は、『【初心者向け】NFTアートが売れない理由はたった3つ!売るコツ5つも徹底解説』に書いてあるので、気になる方はぜひ読んでみてください!
今回は、簡潔にNFTを売るコツ3選を紹介しておきます。
売れるコツ①:NFTに統一感を出す
『この人のNFTの雰囲気が好き!』と言われるような独特な世界観を作るためにも、NFTに統一感を出すようにしましょう。
例えば、Bored Ape Yacht Clubという世界でも有名なNFTコレクション。

『類人猿』をモチーフにしたアートで、統一感がありますよね。
では統一感ってどうやって出すの?という点ですが、いきなりアートを作るのではなくて何をコンセプトにしたNFTアートを作るのかを先に考えるようにしましょう。
例えば、NFTのコンセプトを『日本の妖怪』にすれば、妖怪以外のアートは作らないようになるので、自然と統一感ができますよね。
なのでNFTアートを始める前に一度立ち止まって、自分が『これで勝負したい!』と思えるコンセプトを探すようにしましょう。
売れるコツ②:世界のトレンドを抑える
またNFTを効率的に売りたいのであれば、世界のトレンドを抑えるようにしましょう。
そこでトレンドの抑え方ですが、個人的にはTwitterをおすすめしています。なぜなら情報の回ってくるスピードが格段に早いからです。
おすすめのTwitterアカウント

ちなみに『海外で流行っているけど、まだ日本には上陸していないな!』のようなトレンドは、時差で日本でヒットする可能性が高いので狙い目ですね。
Twitterをやっている人は、この機会に3人ともフォローしておきましょう!
売れるコツ③:1作品のみ販売する
NFTをたくさん売りたいのであれば、1作品のみ販売するようにしましょう。
なぜなら同じ作品を複数作ってしまうと、希少性が損なわれて、価値が下がってしまうからです。

例えばモナリザみたいなアートがあったとします。同じ作品が6つもあれば、レア感が損なわれて、買う気が失せますよね。
人間は希少性や限定性に魅力を感じるようになっていて、心理学ではスノッブ効果と言います。
スノッブ効果:多くの人が持っているものに対して、個人の購買意欲・需要が減少する効果のこと。
そのためNFTアートを作るのであれば、1作品のみを販売するようにしましょう。
NFT・OpenSeaに関するよくある質問
最後に、NFT・OpenSeaに関するよくある質問に答えていきます。
NFT・OpenSeaに関するよくある質問
- ポリゴンとイーサリアムはどちらが売れやすいの?
- NFTの初期費用って?
それぞれ回答していきます。
質問①:ポリゴンとイーサリアムはどちらが売れやすいの?
イーサリアムの方が売れやすいです!
イメージとしてはこんな感じ。イーサリアムは『利用人口が多い×高所得の人が多く購買力が高い』ので、NFTも売れやすいです。
ただ、ポリゴンも『手数料が安い』という特徴があるので、NFT初心者にはやさしい仕様になっています!

質問②:NFTの初期費用って?
初期費用は、約3,000〜6,000円になります!
NFTに関する初期費用
NFTを購入するときの初期費用
- 国内取引所→メタマスクへの送金手数料【1,000~3,000円】
- NFTを購入するときのガス代(=手数料)【2,000~3,000円】
NFTを販売するときの初期費用
- 国内取引所→メタマスクへの送金手数料【1,000~3,000円】
- 購入オファーを承諾するときのガス代【2,000~3,000円】
『【初心者向け】NFTの初期費用とは?安くで済ませるグレーな方法も紹介!』の記事では、初期費用を節約するグレーな方法も紹介しています。
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気になる方は、参考にしてみてくださいね!
【まとめ】OpenSeaで売れるものはデジタルデータ全般!
今回はOpenSeaで売れるものについて、紹介してきました。
OpenSeaでNFTとして売れるもの7選
- イラスト
- 写真
- 動画
- SNSの投稿
- 音楽
- メタバースの土地
- スニーカー
まとめると、デジタルデータ全般ですね!
2022年現在、一般人でも売れやすいのが【イラスト】になります。

『これからNFTの販売に挑戦しようかな!』と思っている方は、以下のおすすめアプリで一度NFTを作ってみてくださいね!
>>【2022年版】NFTアートを作成できるアプリ5選を紹介!作り方も動画で学べる!
『一旦、NFT販売はいいかな!NFTにすこし触れる程度で!』という方は、無料でNFTをもらえる企画があるので、ぜひやってみてくださいね!

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